2019年度 第一回 産地見学・商談交流会(鳥取県)を開催しました

 2019年7月2日(火)・3日(水)に鳥取県にて(一社)日本フードサービス協会と共催で2019年度の第一回目の産地見学・商談交流会を開催致しました。今回は鳥取県の全面的な協力により7箇所の視察と15社・団体の交流が行われ、外食・中食から32名が参加、そのうち協会からは5社7名が参加致しました。

協会では中食産業と農畜水産業との商談・交流を積極的に推進する為、定期的に農場現場や産地で見学会を実施しております。
今年度1回目となる産地見学・商談交流会は、東西126 km、南北62k mの細長い地域特性を生かした農林水産業を推進する鳥取県での開催となりました。
鳥取県は、県東中部の中山間地帯及び黒ボク丘陵地帯の果樹、黒ぼく畑及び砂丘地帯での野菜(ラッキョウ、長芋、ネギ、ブロッコリー等)、大山山ろく地帯の酪農、山間地域の肉用牛などが盛んで、多様な生産が行われ、全国屈指の境港を有する等、外食産業の食材調達において重要な地域です。また、鳥取県は「食のみやこ鳥取県」をスローガンに、食による県政の推進と共に、イノシシやシカなどによる被害が拡大する中、ジビエを新たな資源、郷土食材とした利活用を進める等、海・山・里の自然環境と調和に基づく取り組みを強化しています。

当日は、鳥取県版HACCPを取得した衛生面に優れたジビエ解体処理施設や、砂丘畑のきめ細かい砂地で栽培されるらっきょう加工場など、農畜水産物の産地や加工施設を視察しました。その後は、鳥取県内の生産者・農業法人・食品企業等、意欲的な15社・団体が参加し、それぞれ自慢の農産物や加工食品を展示PRする商談交流会を開催しました。
また商談会後の懇親会(試食会)では、当協会を代表して株式会社せんにち様よりご参加の感想を頂戴し、生産者・中食・外食といった垣根を越え、参加者同士親睦を深め合いました。

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次回の産地見学・商談交流会は、2019年8月2日(金)に長野県にて開催予定です。

ご参加ご希望の方は、下記ページよりお申込みをお願い致します。 ※会員限定
http://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/news/20190802-syoudan-nagano/

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■お問合せ先 (一社)日本惣菜協会 笠原・田中
 TEL:03-3263-0957 / MAIL:js@nsouzai-kyoukai.or.jp

☆産地見学の様子

☆商談会・懇親会(試食会)の様子

(一社)日本フードサービス協会
赤塚副会長
商談会の様子
(一社)日本惣菜協会
石井参与
㈱せんにち 三上様
懇親会の様子 集合写真(懇親会にて)

2019-07-10