2019年9月5日(木)~6日(金)長野県伊那市において2019年度第一回「明日の惣菜を語る会」
(部会長:今里有利㈱今里食品代表取締役社長)を開催しました。出席者は正会員の若手経営者17名
(事務局1名)。
一日目、5日(木)は寒天では業務用70%のトップシェアを誇る伊那食品工業株式会社にお伺いし、
乾燥原料から粉末の寒天が出来上がるまでのいくつかの製造工場の視察を行いました。工場内は「長靴を
さよなら・粉の飛散を無くす」等の目標を立て従業員が楽しく働きやすい環境改善を追求されていました。
また、従来の寒天は「羊羹やところてん」といった和菓子に多く利用されてきましたが、近年では味付けの
施されたサラダ用のトッピング寒天や調理麺などに幅広く使われている可食性フィルム(電子レンジ加熱で溶ける)やドリップ防止としての添加等を使用したプレゼンテーションと試食も含めご紹介頂き若手経営者の参加者一同にとっては商品開発の様々な食シーンでの寒天の必要性について考える貴重な機会となりました。
また二日目6日(金)には、伊那食品工業株式会社に再訪し最高顧問の塚越 寛様から直々に社是である「いい会社をつくりましょう」-たくましく そして やさしく―をテーマに貴重なご講演を拝聴させていただきました。
塚越様のこれまでのご経験を通して培われた信念、企業理念、会社が存在する目的、HOW TO BE(どうあるべきか)、等参加メンバー全員が今回得た学びを心に刻み今後、より一層研鑚を積んでいくという決意が出来た大変貴重で素晴らしい講演でした。
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協会では、2003年より会員企業の若手経営者の勉強会・交流の場として「自社の成長と将来の惣菜業界の発展のため」、惣菜企業の若手経営者による惣菜産業の有り方等の研究、調査、視察等を行い、将来の惣菜産業の発展に寄与することを目的に、「明日の惣菜を語る会」を開催しております。
次回は2019年11月14日(木)~15日(金)に第二回「明日の惣菜を語る会」を東京都豊洲での開催を予定しております。
※明日の惣菜を語る会へのご参加を希望される方は、日本惣菜協会 田中、周東(03-3263-0957)までご相談ください。
今里部会長の挨拶 | 工場視察の様子 |
塚越最高顧問 | 講演会の様子 |
試食の様子 | 集合写真 |