2023年惣菜市場規模 前年比4.9%増10兆9,827億円
2019年比で106.4%と市場は完全に回復
(一社)日本惣菜協会「2024年版惣菜白書」6月1日発刊
一般社団法人日本惣菜協会(会長:平井浩一郎)は、中食・惣菜業界の国内市場をまとめた「2024年版惣菜白書」を6月1日に発刊する。今回の調査結果(調査対象期間:2023年1月〜12月)から算出した2023年の惣菜市場規模は、前年対比104.9%の10兆9,827億円となり、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年比では106.4%と、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年比でも106.4%と、2020年に10兆円を割り込んだ市場は完全に回復した。
業態別の前年比は食料品スーパー105.7%が最も高く、次いでCVS105.6%、総合スーパー104.4%、惣菜専門店103.9%となっている。市場規模は依然CVSが最も大きく3兆4,631億円、次いで食料品スーパー3兆2,586億円、惣菜専門店2兆9,426億円と続く。
業態別構成比では2021年比で惣菜専門店・総合スーパー・CVSが0.1%~0.4%のシェアダウン(27.2%→26.8%)に対して、食料品スーパーのみが0.6%のシェアアップとなっている。